業務内容
BUSINESS CONTENT

私達の使命CONCEPT

車両整備を通して、
「安全」「快適」に貢献

京成車両工業は、長年にわたり京成グループの鉄道車両の整備を担うことで技術力を高めてきました。
その優れた技術を継承するために、若手技術員の育成に注力しています。ベテラン技術員による指導や、新たな整備技術の習得などの支援も行っています。
今後も、京成車両工業では車両整備を通して、鉄道の安全と快適な乗り心地に貢献していきます。
私達の使命
私達の使命

宗吾事業所SOGO OFFICE鉄道車両検査の流れ

当社では、おもに宗吾事業所とくぬぎ山事業所の車両整備施設において京成グループ各社の鉄道車両を中心としたメンテナンスを行っています。
車両の定期検査では法令で定められた周期の4年または走行距離が60万キロ以内で重要部検査が、また8年で全般検査が実施されます。
入場した車両はまず車体と台車に切り離されて、その後さらに細かく分解した機器・装置ごとにメンテナンスを行い、様々な試験を経て完成した車両が営業線で使用されます。
※ チャート中の番号をタップすると、工程の詳細説明にジャンプします。

1 フラッシング装置

台車から駆動装置を分離し、フラッシング装置を用いて駆動装置の内部を洗浄します。
鉄道車両検査の流れ

2 車軸超音波探傷装置

車軸超音波探傷装置で車軸に超音波をあて、目には見えない傷を検査します。
鉄道車両検査の流れ

3 回転試験装置

車輪を回転させて、走行時の軸受や駆動装置の音、熱、振動の異常をチェックする回転試験装置。最高速度160kmまでの試験が可能であり、新型スカイライナーの検査にも対応できます。
鉄道車両検査の流れ 鉄道車両検査の流れ

4 軸箱取付作業

車軸と台車を接続するための軸箱を取り付けます。
鉄道車両検査の流れ

5 輪軸着脱装置

摩耗した車輪を新しい車輪と交換する輪軸着脱装置。
鉄道車両検査の流れ

6 中ぐり旋盤

新しい車輪を、車軸に合わせて中ぐり旋盤で削正します。
鉄道車両検査の流れ 鉄道車両検査の流れ

7 パンタグラフ

パンタグラフのメンテナンス。組み立て直した後は、電車線に最適に接するよう、上昇圧力・下降圧力の調整を行います。
鉄道車両検査の流れ

8 連結器

車両に取り付けられている連結器のメンテナンス。
鉄道車両検査の流れ

9 戸閉器

車両ドアの開閉を行う戸閉機のメンテナンス。車両に取り付け後、動作確認します。
鉄道車両検査の流れ 鉄道車両検査の流れ

10 ユニットブレーキ

1台車に4台設置されているユニットブレーキのメンテナンス。組み立て後、機能検査を行います。また、写真(上)は、信号感度を最適にするためのスカイライナーならではの踏面清掃装置の整備の様子。
鉄道車両検査の流れ 鉄道車両検査の流れ

車輪のメンテナンス 車輪転削盤

走行時の摩耗により車輪踏面が変形すると振動や騒音の原因になります。このため車輪旋盤を使用して車輪を正規の寸法に削り直します。転削のタイミングは車種ごとに定められた走行キロ数を超えない段階で行われ、定期的な検査でキズ等が発見された場合も行われます。
車輪転削盤 車輪転削盤

ホームドア点検業務

ホームドアは、お客様を転落事故や列車通過風による転倒から守る設備です。
この設備は、お客様が安全に乗降できるよう高度な技術を駆使したシステムで構成されていることから、故障なく稼動し続けるためには定期的なメンテナンスは不可欠であり、終車後の夜間に点検業務を行っております。
ホームドア点検業務 ホームドア点検業務

くぬぎ山
事業所KUNUGIYAMA OFFICE

くぬぎ山事業所では、台車、車体及び艤装関係のメンテナンスを検修場内で行い、その他の機器類に関しては外注化して業務の効率化を図っています。
くぬぎ山事業所
1. 車体と台車の脱着作業

1. 車体と台車の脱着作業

車体と台車の脱着は4基のリフティング・ジャッキで行います。
2. モーターを分離

2. モーターを分離

台車からモーターを分離し、宗吾工場に運んでオーバーホールします。
3. 台車メンテナンス

3. 台車メンテナンス

台車を台車枠と輪軸に分離し、各機器のメンテナンスを実施します。
4. 車輪の削正

4. 車輪の削正

車体を分離せずに摩耗した車輪を削正します。
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個人情報保護方針

当社は、個人情報保護の重要性を認識し、以下の方針に基づき個人情報の保護を行います。

1.取得・管理

 当社は、適法かつ公正な手段によって個人情報を取得し、取得した個人情報を適正に管理します。また、個人情報の共同利用者・委託先等に対しては、契約に際して情報漏洩の防止や適正な管理を義務付けます。

2.社内体制

 当社は、社員に対し個人情報の保護に関する教育・啓蒙を実施するとともに、各部署単位で個人情報保護責任者を任命し、お客様から取得した個人情報の適正な管理を行います。

3.第三者提供

 当社は、特段の事情がある場合や一定の手続きを講じない限りお客様の承諾を得ることなく、お客様から取得した個人情報を第三者に提供しません。

4.お客様への通知

 当社は、個人情報を、取得の際に示した利用目的の範囲内で利用し、利用目的の範囲を超えてお客様の個人情報を利用する必要が生じた場合は、その旨お客様にお知らせします。

5.照会・訂正等

 当社は、お客様が自己の個人情報について照会・訂正等を希望される場合は、合理的な範囲で速やかに対応いたします。

6.個人情報保護に関する規程等の維持・改善

 当社は、当社が保有する個人情報に関して適用される法令等を遵守するとともに、個人情報保護に関する社内規程等の内容を継続的に見直し、その取り組みについて改善に努めます。

京成車両工業株式会社
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